一般社団法人art of metta(アートオブメッタ)は「慈悲にあふれた世界」の実現を目指す社会貢献団体です。パンデミック以降、誰も経験したことがない世界がひろがっています。ひとりひとりの暮らしや生き方にかかわる社会問題は一層複雑になり、人類は危機的状況に直面しています。世界中で多くの人が不安や恐怖、過度のストレスを抱えて余裕を失い、健康や幸福を実感することが困難な日々を過ごしています。
2021年、加速する危機的状況に行動を起こすためにart of mettaは非営利型の一般社団法人として設立されました。前身となるNPO法人クロスカルチャーメディアの11年にわたる活動実績を継承・発展し、人びとの健康で幸福な毎日・人生のために尽力しています。
自分とは「ちがう」ものに出会うと否定してしまう。否定することで、さまざまな問題が起きる・・・。互いのちがいを認めない社会は、自由や幸福を遠ざけます。いま、こどもたちは多様なものに直接触れる機会が失われつつある日常を生きています。
個が尊重され、ちがいを認め合うことが平和の礎です。こどもたちが「違うから変」ではなく「ちがいはおもしろい!」と笑顔で言えるように。「ちがい=異文化」の素晴らしさを楽しく学ぶ機会をつくります。
2015年、ネパールで約80年来の大地震が発生しました。生まれて初めての震災体験は人びとに大きな不安と恐怖をもたらしました。MIRAI BOUSAIはネパールの被災地で心に寄り添う活動から生まれました。
こどもたち・若者たちが不安と恐怖を受けとめて、経験を活かして成長できるように。世界中で互いの経験を伝えあい、学びあいます。ネパールから日本、日本からネパールというように「自分と同じ世界の誰か」の幸福と安全を願って表現された、たくさんのメッセージ・作品が寄せられています。
普段の生活で「あたりまえ」のことを誰かに伝えようとすると、うまく表現できない、伝わらない・・・「知っているつもりで知らない」ことに気づかされます。自分にとってのあたりまえが、相手には「ちがい=異文化」になることも。異文化に出会うことは、知っているつもりで知らない自分を再発見するきっかけです。
こどもたち・若者たちが、何気ない日常や文化、暮らしを伝えようと表現活動に取り組みます。作品を表現する過程で「異文化を知る、自分を知る」気づきが国や文化のちがいをこえてひろがっています。
日本で異文化に葛藤した編集長自身の経験から生まれた情報誌。1994年の創刊から「異文化=ちがい」の素晴らしさを伝え続けています。カトマンドゥの祭りや儀式、暮らしなど文化のコラム、「ちがい」や異文化コミュニケーションのエッセイ、近年は健康や幸福に役立つライフスタイルの記事、カトマンドゥの僧や尼僧の教えなど充実したコンテンツです。
日本で編集した誌面がカトマンドゥで印刷され、ネパールの美しい切手が貼られてエアメイルが発送される、創刊から一貫したスタイルで届けられます。
art of mettaの活動は皆さまのあたたかい応援にささえられています
「慈悲にあふれた世界」を実現するためにご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いします
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一般社団法人art of metta
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メッタとは/名称について
「metta(メッタ)」とは「慈悲」あるいは「思いやり、優しさ」です。英語では「loving-kindness」の意で、原語のパーリ語「metta」のまま使われることもあります。かけがえのない友人のような親しさ、あるいは幼子をまもる母のような深い優しさ。メッタは身近な人に限らず、生きとし生けるものに親しみと優しさで接する心のありかたです。
「art of(アートオブ)」とは経験にもとづく「技(わざ)」や「術(すべ)」のこと。経験からの知恵に裏打ちされた技法や道、あるいは工夫や能力ともいえるものです。
art of mettaという法人名には、ひとりひとりの心に慈悲を育み、思いやりと優しさの実践を重んじるというコンセプトと願いがこめられています。
慈悲の心、思いやりの実践
いつの時代にもたくさんの社会問題がありました。そして、人は幸福と問題解決を追い求め、勇敢に行動してきました。いま、これまでの価値観や権威が崩れゆく世界で、新しい価値の実践がひとりひとりに求められています。あらゆる困難や課題を克服するアプローチとして「メッタ(慈悲、思いやり、優しさ)」が重要であると、わたしたちart of mettaは考えます。メッタは誰もがもっている人間の素晴らしい本質です。ひとりひとりは決して無力ではありません。
憎しみは憎しみによって静まることはない
ただ、慈悲によって静まる
これは永遠の真理である
仏典『ダンマパダ(Dhammapada)』にあることばです。時代や文化のちがいを超えて世界の賢者たちは、「この世でもっとも重要なもの」として慈悲をあげています。生きている限り、苦しみや問題から逃れることはできません。だからこそ、自分自身そして生きとし生けるものの苦悩をとりのぞき、ともに幸せでありたいと願うのです。いま、人類が直面している問題を解決するために、そして未来を生きるこどもたちのために慈悲にあふれた世界を実現したいー「いま、ここで」できる実践に希望をもって取り組んでいきたいと願っています。
art of
mettaの活動は、たくさんの方がたのご支援によってささえられています。「慈悲にあふれた世界」の実現のために、ぜひご参加・協力ください。未来を生きるこどもたちのために「いま、ここで」できることを皆さまとご一緒できることを願っています。