ネパールでは祭りの休みのとき、家族でトランプをすることがよくあります。車座になって座り、皆でわいわい盛り上がります。日本の「ババ抜き」のようなトランプ遊びもあります。簡単なルールなので、こどももおとなも楽しめます。
日本のトランプではジョーカーを意味する「ババ」。実はネパールでババという同音の言葉があります。
カトマンドゥで、小さなこどもが大きな声で「ババ!ババ!」と言っています。いったいだれに向かって叫んでいるのかと思えば・・・そこには、その子のお父さんの姿が。
ネパール語の「ババ/Baba」は父親に対して使う呼称です。ちなみに、ヒンドゥー教の修行者をババということもあります。
ネパール語
ババ/Baba=父親に対する呼称