ネパールでは重要なパレードで騎馬隊が活躍することがあります。ほかにも交通整理をする警官が馬に乗る姿が最近までありました。
今日のネパールのことわざは「馬に乗る人は転ぶ」。その心は、物事に失敗はつきものということです。
たとえば、友だちが夢をもって新しい商売を始めた。もちろんすぐには繁盛しないし、小さなハプニングが起こる毎日。思うようにいかなくて、友だちがすっかり落ち込んでいる・・・そんなとき、このことわざがぴったりです。
馬を上手に乗りこなすには経験が必要です。ときには馬に振り落されてしまうこともあるでしょう。でも転んだりしながら上手になっていくもの。同じように、すぐにうまくいかなくても「馬に乗れば転ぶものさ。気にしない、気にしない」と、夢をあきらめないよう励ましてはいかがでしょうか。
ネパール語のことわざ
「ゴダ チャドゥネ ラダチャ」(直訳:馬に乗る転ぶ)
Gohda=馬
Chadhnne=乗る
Ladacha=転ぶ