ネパールで唐辛子は普段の料理のスパイスとしてはもちろん、好きな人は唐辛子をそのままかじって食べることも・・・!!
カトマンドゥの露店では鮮やかな赤や緑の唐辛子が並んでいますし、スパイス屋さんでは唐辛子の粉を売っています。
唐辛子といえば、おもしろいネパールの迷信があります。「唐辛子を手渡したら喧嘩する」という迷信です。
唐辛子は、あたりまえですが「辛い」もの。レストランのメニューで辛さの度合いを「炎マーク」で描いていることもありますよね。炎の絵からは辛さのほかに怒りとか闘い、たしかに喧嘩も連想します。
たとえばカトマンドゥで食事の最中に、唐辛子が食べたくなった。そこで、キッチンにいる家族に「ちょっと唐辛子をちょうだい」と声をかけた。さっそく家族が持ってきてくれた唐辛子を受け取ろうと思わず手を伸ばしたら?!
「待って!手では取らないで!!」とテーブルに唐辛子をおいていった・・・。このように、いまもむかしもカトマンドゥでは、この迷信を信じている人が結構います。できることなら、だれでも喧嘩はしたくないからかもしれませんね。